少子化地方都市成功ビジネス~女性編~(1)
日経フランチャイズショー2019から
先月の日経フランチャイズショーでは弊社代表の土屋が2時間の枠を日経さんから頂戴し、
・フランチャイズ本部の選び方のセミナー
・マルチフランチャイジー経営者によるパネルディスカッション
を開催しました。
パネルディスカッションでは、多世代のFC加盟企業経営者のお話をお聞きするようにしたのですが、その中のお一人の内容について、少し掘り下げてお伝えしたいと思います。
それは「人口6.8万人の町でのビジネスなので、縦に展開するマルチフランチャイズ経営を心掛けている」という発想です。
縦とは、同じターゲット層の、様々なニーズに対応するビジネスをフランチャイズで経営するというモノです。
賃貸住宅仲介・・・不動産FC
戸建て建設・・・住宅建設FC
日常生活・・・コンビニFC
おしゃれ生活・・・エステFC
という具合にです。
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土屋の声飲食中心で事業展開してきた私としては、非常にエポックメイキングな話の内容でした。・健全なエステの会社もあるものだとということ(押し売り営業、会員獲得最優先のイメージが非常に強かった)・女性の美に対する欲望はこんなに強く、エリアに寄って差異がないこと(東京も地方都市も女性の美への欲望は変わらない)・働く従業員に感謝の声が集まり、この仕事を天職だとおもっている女性が非常に多かったこと・順調に行くビジネスが見つかると、そのビジネスに集中してしまいがちだけど、地方都市という狭域の閉鎖商圏においては、それは非常に危険であり、横への展開ではなく多面的に複数の柱を縦に縦に積み上げていくというビジネス戦略があってるということこの業界は日本だけでなく、世界を視野に入れて展開できるビジネスモデルであるということを理解しました。女性専用フィットネスの「カーブス」は女性対象ビジネスですが、2005年に日本1号店を出店して以来、たった13年間で2000店舗を超える成功ビジネスモデルとして成長しました。特に男性経営者は、この業界には理解できない部分も多いと思うので、まずはこのビジネスの中身をツアーにて見て見る必要があると思います。10年後に2000店舗を超えるビジネスに成長している可能性が十分にあるビジネスモデルです。毎月ツアーを開催しております。ぜひ体験、経験してみてください。
アセンティア・ホールディングス
代表 土屋 晃
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日経フランチャイズショー 加盟店事例セミナー出演のさくらパートナーズ廣井社長に聞く
2019年3月6日に開催された日経フランチャイズショーの「メガジーセミナー 過去から学ぶ「フランチャイズ選びのポイント」のパネルディスカッションに参加された廣井社長(静岡県伊東市、さくらパートナーズ代表)にインタビューを行いました。
今回加盟店取材をさせていただいた廣井社長は、住宅・不動産・コンビニエンスストアをフランチャイズ加盟されているマルチフランチャイジー。
基盤とする地元は、人口6万8000人の静岡県伊東市。
伊東市は、伊豆半島の東側の温泉観光地。観光地ではあるが、そこで地元向けのビジネスを展開しています。
今回のフランチャイズショーの中でのお話しで中心に話されていたのがエステの話。
そのエステの対象も観光客ではなく、地元の女性。
20代~30代の地元の未経験女性を採用し、地元の女性向けのエステを展開している。
2018年9月初旬にプレオープンをし、開業1ヶ月そこそこで初期投資全額を売上金として回収してしまっているというのだ。
オープン前に従業員のトレーニング相手(モデル)としてお願いしていた地元の友人・知人を中心に8日間に100名近い方にご利用いただき、74%の方が継続利用の注文をしているという。
数字の詳細を述べるのは控えるが、にわかに信じがたい数字である。加盟店経営者も当初の計画の2倍以上の実績だという。
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