シンガポールの成長
Tweet Check2011年 2月 24日 (木) 社長ブログ by Akira Tsuchiya
シンガポールに行ったのは本当に久しぶり。当時暑い国くらいのイメージしかなかった国が、アジアの成長を謳歌している。
2010年一人あたりGDPで日本を抜き、その指標ではアジア最大の国家となった。
人種のるつぼとなり、華僑、インド人、マレー人、主多様な人種が街を闊歩する。
多国籍の人が集まって、その国を成長させる。日本にはない発想だ。
かたや日本、島国であり、勝手鎖国を行っていた国。外に対して解放することに非常に後ろ向きだ。
看護師の開放にも否定的、インドネシアからの看護師は言葉の壁にぶつかっている。
そうかと思えば国を上げて観光客を誘致しようとする。日本には多くの観光資源がある。
年間1000万人を目標にインバウンド人口を増やそう。と。
それが国の成長につながるから。『ようこそジャパン』目標未達で昨年を終えた。
日本のような先進国で、しかもこれほど観光資源がある国で年間に1000万人しか旅行客が訪れない国はめずらしい。
円が高すぎるのか、受け入れ態勢が貧弱なのか?
すべてに置いて中途半端、政権が途切れ、ゼロからのスタート。
『えーーと。今まで何やってましやっけ?』
みたいな感じ。
これではだめですね。
シンガポールは、ある人曰く、政党は複数あれど、ほぼ一党独裁のようなもの。
『明るい北朝鮮です!』笑顔で真顔で言っていた。
資源がない国の代名詞、シンガポール、最大の資源は、人だと。
どっかっで聞いたことある。。。
だから徹底的に人に投資する。
国の将来的な方向性に合う、そして個性ある、実力ある人を、徹底的に引き寄せる。
IT、バイオ、環境、クリーンエネルギー。。。
シンガポールのSGX(証券取引所)メインボードに日本企業として初めて上場(RTO)した会社の社長と面談した。
バイオ関連だ。
日本での上場を考えていたが、証券会社、主幹事等とのやりとりでいろいろと納得できないことがあり、シンガポールSGXに決めた。
上場までの苦しみは日本もおなじようなもので、リーマンショックの最中に上場申請して、プレIPOはそうとう大変だったらしい。
今の時価総額100億円くらいでしょうか。
私も前に創業した会社は、株式上場2ヶ月前に日本で始めての『狂牛病』が出た時で大変な目にあった。
メイン業態が牛角という焼肉だったので。。
主幹事からは上場しないでくれとまで言われた。。
上場にはタイミングがあると思っていたのであのときは無理やり上場したけど。
立場変われば見方が変わる。自分を信じていくしかないですね。
周りの意見は参考程度に、内なる声に耳を研ぎ澄ませて、直感を信じたほうが良い。
過去の経験から言うとこれは究極の判断基準。
あれこれ周りが言うけど自分の直感を信じたほうが良い。
結構当たるから。事業も、人付き合いもそう。直感重視。
危ないと思ったら近寄らない。理論をこねて、あれこれ言う人やビジネスはあまり信用しない。
嘘やごまかしを取り繕うために、いろいろ着飾っているだけですから。
新規ビジネスは本質を追求して判断する。
これにつきます。
弊社のアジアビジネスは、これに100%従ってます!!
アセンティアホールディングス
土屋