本当の商品2
Tweet Check2010年 1月 14日 (木) 社長ブログ by Akira Tsuchiya
アメリカの化粧品メーカー「レブロン」の創業者、チャールズ・レブロンはこう語っている。
「私たちは工場で香水を作っています。しかしお店では希望を売っています。」
自社の商品は何かと問うたときに、コモディティ(商品)が出てくる企業は弱い。
レブロンの売っているのは香水ではなく、女性がもっともっと綺麗になりたいという欲求を叶える
ために、そして女性がもっともっと綺麗になれるという「希望」を売っているのだという。
商品を売っている企業もあれば、サービスを売っている企業もある。
いずれにせよ、自社の本当の商品を把握していないとダメだということだ。
社員皆が同じように自社の本当の商品は何かを答えられるか?
理念浸透させる上で非常に大事なことなのだと思う。
これはどんな顧客に来てもらいたいのかという企業側のアピールにもなる。
便利性を追求し続けてきたコンビニエンスの本当の商品は何か?
車メーカーの本当の商品は何か?
飲食業の本当の商品は何か?
マーケティングの基礎は絞り込み、誰でもみんな来て欲しい、では誰もこない。
行きたくない。。。
どんな顧客に来て欲しいのか?
これを考えることがマーケティングの始まり。
アセンティア・ホールディングス
土屋 晃
Assentia Holdings,Inc.
Akira Tsuchiya