この企業の強さ。 ipad 発表 Macから。

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2010年 1月 28日 (木) 社長ブログ by Akira Tsuchiya

mac a4-001

日本時間 本日の真夜中の3時に、アメリカでMacの新製品が発表されました。

twitter等でリアルタイムで、その状況が把握できるのはすごい。

時差というものがなくなったとつくづく感じた。

 

ipadの商品自体にはいろんな意見があるようですが、私がすごいと思うのはこの会社の

戦略。

これほどまでに皆に期待を持たせて、リリースをぶちあげる会社は他にはない。

情報のリークもほとんどなし。社内でも情報リーク者に対しては徹底的に厳しく処分をしている。

 

少し前までのパソコンの流れは、ネットブック。

新しいカテゴリーを築いた。

ノートブックよりも軽く、持ち運びもしやすい。そして圧倒的に安い。

でも性能面では劣る。

 

この流れに乗らなかった会社は、パナソニックとマック。

これからネットブックがどうなるのか分かりませんが、自社の成長戦略を明快に描いている企業はブームを後追いしない。

レッツノートは日本ではよく売れている。こわれない。頑丈。でもちょっと高い。

made in japanを謳っている。

 

自らの商品に対する顧客のニーズを把握しているから、流れに乗らない。

顧客が自社商品に求めているものを明快に把握していないとできない戦略だ。

 

macもおなじ。ネットブックには全く興味なし。自社の顧客が自社に一番求めているもの

所有している満足感、性能、デザイン。

次々と打ち出される商品に非常にこだわりを感じる。

ジョブスが、社員が商品を愛しているから出来ること。

 

ipodの裏面のアルミの磨かれた部分は日本の新潟の企業が担当しているときいた。

満足いくまで何度も何度も徹底的に細かな部分にもこだわって商品を作っていく。

この企業の戦略は常に付加価値創造型だ。

やすいでしょ?だけの商品はこの企業にはない。

 

自社の商品へのこだわり、サービスへのこだわり、があるだろうか?

自社にとって、顧客が買ってみたい、使ってみたい、食べてみたい、サービスを受けてみたい、というこだわりはなんだろうか?

関心喚起できるこだわりは何か?

 

大事です。

 

なければ流されるだけ。。。

 

飲食業業界では、

一時期、低価格のワンコインハンバーガーをマクドナルドが先導した。

他社も皆、追随した、どうなったか?記憶に新しい。

 

均一居酒屋、低価格居酒屋が街中に氾濫している。

300円均一、270円均一。

 

顧客のニーズは何か?そこに歓びはあるか?

はたらく従業員に歓びは?プライドは?

 

1年もしないうちに結果は出ると思う。

中にいると見えないこと、わからないことがある。

 

俯瞰しないといけない。

 

自分の業界ではどうか?

考えてみる。

 

 

アセンティア・ホールディングス

土屋 晃

Assentia Holdings,Inc.

Akira Tsuchiya

http://twitter.com/atutiya

 

 

 

 

 

 

 


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