コロナ時代の新事業戦略 キーワード「日用品」
Tweet Check2020年 4月 18日 (土) 事例&実績紹介, 繁盛店レポート, 美容, 調査報告 by nobu
化粧品
忘れがちな日用品が化粧品。
過去40年の数度の不況期にも基礎化粧品の需要は落ち込まなかった事実があります。
日用買回り品なので一度掴むと死ぬまでファンでい続ける可能性が高い商材。
化粧品メーカーがFC展開をしているものが原価も安く高収益。
立地も住宅地の三等立地単独店が中心です。
(最近の状況)コロナの緊急事態宣言後は、エステの施術のお客様は減少しましたが、既にお代は前金で頂戴していますで、売上計上がズレる可能性はあります。化粧品はご来店できなくても郵送でも販売できますので、全く減少しておらす、むしろまとめてご購入されるお客様がいらっしゃる分上振れしています。
ミスエステ ~ブルームクラッシック
ミスエステという店名のフランチャイズではない。フランチャイズであるが、店名は個々の加盟店が自由に付ける。内装は本部が指定する部材やレイアウトにするが業者は自由に選定する。店舗作りに関しては自由度が高いが、最も重要な人材に関しては本部の関与度は高い。そもそも店長候補を採用もしくは抜擢できなければ加盟契約が出来ない。店舗スタッフの採用面接も本部が同席の元、人材採用は本部の判断基準で行う。そのスタッフを本部がみっちり教育する。
年に一度の加盟店大会も本部直営も加盟店も無く一同に成果を競い合う。好ましい競争関係が、良い業績を生んでいる。
【特徴】
・オーガニック化粧品も扱う化粧品メーカーが経営する化粧品店+エステ(フェイシャル&ボディ)付き
・エステと言っても脱毛・痩身と言ったコンプレックスビジネスでは無く、化粧品メーカーが正しい化粧を教えるというスタンス
・広告宣伝費を使わない分、化粧品もリーズナブル
・顧客との関係性を重視した経営方針なので、顧客の離脱も少ない
【経営の特徴】
・従業員の2~3割がお客様出身というほどの顧客との関係性
・広告宣伝費ゼロ、人材採用費ほぼゼロ
・化粧品メーカーならではの商品開発 年齢5歳刻みの化粧品など他に無い圧倒的品揃えかつリーズナブルなので離反が少ない
・独自開発機器(スキンアナライズシステム)により、肌の「キメ・毛穴・シミ・シワ・透明度」の5項目を肌年齢として計測。使用前使用後を絶対的数値で表示し効果実感を持たせる
・エステサービスは前金制(6回分、12回分)なので、資金繰りに余裕
・年間が常に本部主導のキャンペーンによって緊張感があふれている。年に1度の全国大会の壇上に上がることを全員が目指している。
【初期投資】
・4000万円(加盟金~内装工事)女性にとって良い雰囲気の内装に仕立てるために内装工事はしっかり。