今だから海外進出セミナーを振り返る③

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2022年 1月 15日 (土) セミナー&イベント by nobu

マルチフランチャイズ企業、マルチフランチャイジーとして日本で初めて株式上場を実現した土屋晃は、2010年から活動のフィールドを世界に広げ、世界各国にマルチフランチャイジー企業を育成する事業を開始しました。日本のフランチャイズを海外に広めるというビジネスモデルです。この内容は、2015年に講演した内容ですが、今でも「新鮮」な部分があるので、講演内容を投稿します。https://www.assentia-hd.com/news_and_pressrelease/20160222semi/

 

 

取り巻く環境の整理

 

自己紹介は以上としまして、ちょっと環境を見てみましょう。

 

皆さんは日本で主に外食産業に属しています。

私がプライム・リンクを創業したのは1995年。

飲食のベンチャー企業の第二世代とでも言う時代です。

 

しかし、今や飲食ビジネス 三重苦(?)とも言われています。

・95年アルバイト650円 今は1000円超えている

・当時最高29兆円の市場がシュリンクして25兆円になっている

・客単価は下がり、

・人の数、胃袋の数少なくなれば 当然下がる

 

今でも勝っている飲食、飲食業態は沢山あるでしょうが

実際にはマーケットはどんどん縮小している

 

日本の人口

特に、生産年齢人口 15~64歳

1990年から減り続けている

外食産業の市場規模は、生産年齢人口にシンクロしているのです。

日本だけの市場を見ていて本当に良いのか?

 

5年前に懐疑的になりました。

 

アジアに行ったほうが成功するのではないか?

 

 

アジア各国の人口ピラミッドを見てみましょう。青が男性、赤が女性です。

 

インドネシア

どの年齢層の人口が一番多いのか?15歳~20歳です。この国は世界人口の4位

2億8000万人 という莫大な人口がいるというのがインドネシア

ベトナム

人口は9000万人 ベトナム戦争の影響でベビーブームがあり、日本の団塊世代のように膨らんでいる世代があります。

 

 

 

 

 

 

人口2500万人のマレーシア

0~5歳が一番多い 2078年まで人口が増え続ける人口構造

タイ

人口構造が若い人が少なくなっているが、陸続きのミャンマーやラオスからの流入があるので、あまり心配していません。

日本の外食は沢山出店しています

中国 13億人

現時点で世界ナンバー1

しかし、一人っ子政策の影響で若い人が減っている

インド 

10年以内に中国の人口を抜くインド

ただインドの場合はベジタリアンが多い、宗教上の理由があり牛を食べないなど事情はあるが莫大なマーケット

シンガポールはアジアの国の中では高齢化した国

人口は550万人、東京23区のような大きさに550万人住んでいる

中華系が人口の70%。残りがインド系、マレー系、そして欧米系

シンガポールは経済大国 GDP 一人当たりGDPは日本を抜いている45,000米ドル

私はこのアセアンで

シンガポール、タイ、インドネシア、マレーシア、ベトナム、フィリピン、台湾、香港で22社をお連れし、52店舗事業展開をしている

 

 

そのうちの一つ

広島のとんこつラーメン屋さん「バリ馬」

シンガポーリアンが一人客単価20ドル。

このラーメン屋さんでは、20ドル+サービス料10% セルフサービスの店は着かないが10%サービス料付く、消費税7%付く

1700円1800円でラーメンを食べる

それがシンガポール

 

焼き鳥でも

東京白金の「酉玉」という焼き鳥やさん

客単価9000円 予約が取れないほど一杯です。

 

香港

香港もいびつな形 750万人

シンガポールとともに、アジアの経済的な覇権を争う二国

香港は世界で一番家賃が高い

タイムズスクエアの裏に28坪450万円の家賃で出店しました。

450万円と言うと、「売り上げですか?」と聞かれるのですが・・家賃です。

月に2500万円売っているので、家賃450万円でもペイはしている

 

 

人口構造2020日本

これが私たちの日本の人口ピラミッド

男性も女性も65~70歳が一番多い

駒のような形で若い方がどんどん減っている

若い人が多いとどういう国になるのか?

経済が活性化するのです

 

仕事をし始め、お金を稼ぎ始め、ものを買い始め、飲食もするし

人の数イコールパワー

 

若い人が多ければ多いほど、これから成長する

日本で飲食するなら一番人口が多い65歳70歳向けの業態

このかたがたがどれくらいの頻度で飲食利用するか

どれだけの量を食べるか

疑問なので、その辺も考えたら

 

こちらは台湾

親日で日本企業にとってはビジネスしやすいのが台湾と言われていますが、人口構造はいびつです。

 

 

加盟店が主役のフランチャイズ商談会

講師をした土屋晃は、自らマルチフランチャイズ企業経営を行いながらベンチャー・リンク(当時)として、企業の新規事業としてのフランチャイズを提案続けました。

その活動は現在も引き継がれ「加盟店が主役のフランチャイズ商談会」として、加盟企業の側に立った多角化案件新規事業案件探しのイベントをオンライン(ZOOM)で毎月開催しております。
全文はコチラ>>https://www.assentia-hd.com/news_and_pressrelease/20160222semi/


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