加盟したら、徹底的にフランチャイズ本部のノウハウをすべて吸収し、吸い尽くす。 成功も失敗も吸い尽くす。

このエントリーをはてなブックマークに追加 Check

2019年 6月 10日 (月) FC検索サイト by nobu

最近、YKKの吉田オーナーに彼らが経営するカフェで偶然会った。
非常に気さくな方で、1時間以上お話させていただいた。

創業時からの経営理念は「善の循環」

 

非上場のオーナーカンパニーだが、ファスナーのシェアは世界一。
窓サッシにも事業拡大して、世界に70カ国、119社のグループ連結売上は約8000億円。
さらなる事業展開を見据えている。

 

ブラジルに10km×20km(何エーカー??)のコーヒー農園もお持ちだ。
なぜコーヒー農園なのかと言うお話も非常に面白かった。

「善の循環」非常にシンプルでわかりやすい経営理念。

 

フランチャイズもまさしくそう。

業界知識のない人や企業(加盟店)が、その道のノウハウのある企業(本部)からノウハウ供給をうけて事業を立ち上げる。本部はその対価としてノウハウ代をしっかりいただき、加盟店のためにさらに強い本部を作り上げていく。
まさしく Win Winの循環で「善の循環」そのものだ。

 

最近、フランチャイズの加盟店様にお会いして思うことは、成功している加盟店企業、オーナーには共通する項目が多い。

 

自分でゼロから業態をつくりあげるパターンと違い、フランチャイズに加盟することはメリットが多くある。

 

一番のメリットは、本部が過去に経験してきた成功や失敗、それらの経験も時間も買えるということだ。

 

今、流行っているから、ブームだから、行列ができているから、マスコミに取り上げられたから、有名な大手企業が展開しているから。。。

こんな理由で契約する加盟店はまだまだ、視点、経験が浅いと言わざるを得ない。

本来、フランチャイズに加盟するメリットは先にも話した、成功と失敗と時間を買うこと。

 

ならば、徹底的に本部を、担当SVを、担当部署を、そして社長を使い倒さないと加盟する意味がない。

 

加盟してすぐに自己流。

 

自分のエリアはこうだから、もっと品数を増やして客層の幅を増やしたい。。。

 

わかるけど自店をアレンジするのはもっともっと先で良い。
まずは、本部を徹底的に使い倒すこと。

これが一番大事。

 

私は過去にラインセンスで成功したチェーンを知らない。

 

ある一定の取り決めを守ってくれたらあとは全部自由。

 

看板も商品も全部自由。何を提供しても良い。
本部に申請の必要すらない。

これでは成功するわけがない。
本部は単なる商品の卸部門となる。。。

最近はライセンスで展開したいという本部も多いようだ。

フランチャイズにする自信がないからか、責任を取りたくないからか。。。

いわずもがな こんな本部には加盟しないほうが良い。

 

加盟したら、徹底的に本部のノウハウをすべて吸収し、吸い尽くす。
成功も失敗も吸い尽くす。

 

本部が過去に失敗したことを経験しなくてすむというだけでも大きなメリットだ。

 

 

フランチャイズに加盟したのに独自のノウハウで独自にやろうとする人や企業がいる。
そんな人は最初からフランチャイズには加盟しないで、自分で業態をゼロから作れば良い。
これはほんとにセンスがいる仕事でなかなか素人にはできないのだけど、、

独立起業して3年後に店が残って入る確率は、フランチャイズ店に比べると半分以下らしい。それはそれでよく理解できる。。。


コメントは受け付けていません。


Go Top