【社長Blog】パートナー懇親会について

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2016年 10月 12日 (水) ニュース&プレスリリース, 社長ブログ by Akira Tsuchiya

皆様からご質問いただいたので、開催の内容にについてお話してみたいと思います。

 前回の私のブログにあったパートナー(アルバイト)懇親会について皆様からご質問をいただきました。店長、社員へのマネジメントだけでなくアルバイトにどう関与していくかが重要であるということを描いたのですが予想以上に反響が大きかったので詳細に記します。
Q)本部から幹部は参加させないほうがよいのか?
→基本的には社長とアルバイトだけの会としました。
本部で準備はしても懇親会は社長とアルバイトだけの会です。
今でも覚えておりますが、第1回目は8名くらいでした。

参加していたのは店長が自分の右腕にしたいと思うアルバイト学生、フリーター達でした。

Q) 会の進行方向、時間、場所
→初めに私の方から話すのは、自己紹介と会社を作った経緯、意味、将来やりたいこと等々で す。
あとは参加者から一人ひとり自己紹介を頂きます。将来の夢も含めて。
後は質問を受ける形です。2時間位ですがあっという間に終わった覚えがあります。
堅苦しい会ではないので、みんな私服です。
ペットボトルのドリンクとお菓子付きで食べながら飲みながら、ピクニックのようなイメージで開催していました。

そのほうがアルバイトから本音が出てきます。

店長の遅刻グセや店舗における様々な驚愕の事実もたまにはありましたが。。。良い店舗ヒアリング(実質がわかる)にもなります。
場所は本社の会議室でおこないました。
Q)開催サイクル、開始時刻について
→ 1ヶ月に1回位で、2時間位、牛角(17時から営業)でしたので、お昼過ぎからやっていました。
Q) 主題はなんですか?
→進め方は上記の通り、自分の自己紹介から入り、参加者一人づつ自己紹介して、ざっくばらんに悩み事とかも聞いてました。
学校のこと将来のこと就職のこと、彼氏彼女の話、、、

アルバイトの学生が悩んでいることは自分も昔に悩んだことが多かったので、自分はどうしたかということをメインに話しました。失敗も入れて。。。

若い人たちはメンターのような人を求めています。最終的には彼らが自分で決めても方向性だけでも指し示してくれる人を求めています。

失敗が多いほうがウケが良かったような。。

店舗のことを主題に置くと仕事だけの会になりますので、店舗の話は比率的に言うと20%くらいでしょうか?

放っておいても仕事の話になっていきますので。

Q) 店舗臨店について、社長による直営臨店時は、社長のみですか。上司は同行しますか?

 

→ 基本一人で行きます。お客のような形で。いきます。

実際にはお客として食べて、気づいたことをメモして、店長ではなく上長に後日指示してました。

臨店時の空いた時間を見て店長とは雑談程度、アルバイトともコミュニーケション。

上記のパートナー懇親会に出たアルバイトがいる店舗はみな喜んでくれます。
従業員も喜びますが、一番は自分のためだったと言えるかもしれません。社長をしていると経営上の色々しんどいこともたくさんありました。
店舗に行って、元気に働いている社員やアルバイト見ると「自分も、もっともっと頑張らないと」というように思えてくるのです。
自分を奮起させるという意味でも良かったように思います。
Q)店舗臨店の頻度、選別店舗、事前予告等はどうですか?
→事前予告は全くしません。
直営店は1ヶ月に2〜3店舗行ってました。出張時にFC加盟店も行ってました。

選別店舗理由は特にないのですが、パートナー懇親会に出てきた店舗は優先的に行ってました。

 
一度、少ない人数でも良いのでスタートされてみて、自社なりの方向性を決めていかれると良いのではないでしょうか?
学生の場合、一番の関心事は就職です。
どんな会社がよいか?自分にはどんな職種が向いているか?

就職したことないのですから不安になるのも当然で。。。

私から話していたのは、「飲食業」(サービス業)ここにはどんな仕事に就くにも必要な要素が全部入ってる。
スチュワーデスになる?保母さんになる?商社マンになる?医者になる?
どんな職種にも必要な要素は全部飲食業で養える。
人(お客様)が今何を考えているか?→飲食業で養える
PL等の数字の知識→飲食業で養える

それ以外の要素も養える。

実際に自分自身も就職して10年くらい経っときに同窓会で皆と話したらPLも読めないサラリーマンが多かった。

飲食では経営に関与するとすぐに身につく。

店舗のマネジメントは、小さいな会社経営活動を行うのと全く同じみたいなトークでした。

アルバイトの人達が将来つきたい仕事と如何に今の飲食業の仕事を結びつけていくか?

だから今の飲食の仕事はみんなの将来に役立つと説明していました。
そのように説いてました。
会の中では、打ち解けてくると、家族の話、恋愛の話となっていきます。

この懇親会は1回出たら終わりにはしなかったので3回ほど来た学生もいました。

彼はその後、社員となりました。今もまだ業態の責任者で頑張っています。

そのような感じでざっくばらんに気心打ち解けて、影響してくのがこの会の良いところだったと思います。

最終的にはこの会が、レインズのパートナーフォーラムとなり、そこに出席した大島さんが、居酒屋甲子園を開催し、、、

すべて、その後の源だったと思います。

他にも社内で行なっていたのは、下記のようなものです。

すべて社員とのコミュニケーションを良くするためのものです。

・毎月月初の朝礼
 →社員は全員参加。仙台から九州までスカイプを利用して開催していました。
 毎月社員に直接語りかけることには大きな意味がありました。
・給与明細に手紙を入れる
 →皆の給与明細にワープロ打ちですが会社の向うべき方向性等、毎月手紙を書い
 ていました。
・社員の誕生日会(毎月)
 →月に1回ですが、その月の誕生日の社員を集めて誕生会。
・社員の誕生日に手書きのカードを渡す。
 →社員の誕生日には手書きで、ねぎらいの言葉の誕生日カードを渡していました。
・社員の配偶者の誕生日には家に花を贈る。
 →社員の配偶者の誕生日には感謝を込めて自宅にお花を送っていました。
・wife’s倶楽部  男性社員の奥様方を会社にお招きして会社の説明会
 →飲食ビジネスは拘束時間が長く、家庭の理解がないと成り立ちません。会社に対する
 正しい理解をいただくために開催していました。

基本的にサービス業は本社と店舗で分かれての業務になります。

本社が、店舗が、と言ってセクショナリズムができやすいです。

その間を埋めれるような施策が大事だと思ってやっていました。

皆様の経営の参考になれば幸いに思います。
アセンティア・ホールディングス
土屋

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