インバウンド客の落とした5兆円の中身は?

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2024年 3月 30日 (土) インバウンド, ニュース&プレスリリース, 調査報告 by nobu

2023年訪日観光客消費動向調査を読み解きます

インバウンドビジネス速報

訪日外国人の日本で落としたお金の中身を調べている訪日外国人消費動向調査の2023年の確定数値がこのほど公表されました。

1月に速報で報じられていたように、2023年の訪日客の消費総額は5兆3065億円と2019年対比10.2%増となりました。

そのベースとなる一人当たり旅行支出は2019年対34.2%増の21万3千円となりました。こちらの2019年比34%増というのは、ちょうどドル円相場の下落と同率なので円安効果と言えるのではないでしょうか?

 

 世界でも珍しい「食事」を目的とした観光地JAPAN

注目なのは、「訪日に期待していたこと(複数回答)」で、一番の回答を集めたのは、84.9%の「日本食を食べること」で、2位の「ショッピング」63.5%、3位「繁華街の街歩き」54.3%、4位「自然・景勝地観光」53.6%よりも頭一つ飛び出す日本旅行の大事なポイントになっていることが、2019年以前と変わらないことであります。

外食戦線異状アリ

そんな中で、日本への旅行目的の最大の「日本食を食べること」の中身が、近年変化をしているようです。

それは、ラーメンと肉料理(焼肉・すき焼きなど)の位置づけです。

肉派の国 ラーメン派の国
韓国 インドネシア
台湾 フィリピン
香港 インド
中国 ドイツ
タイ フランス
シンガポール イタリア
マレーシア スペイン
ベトナム ロシア
英国 米国
カナダ オーストラリア

国別で表現しますと、近隣東アジア4カ国(中国、韓国、香港、台湾)は圧倒的に肉料理を支持しています。

そして欧米諸国になりますと、ラーメンが首位で僅差で肉料理となります。

 

本調査レポートの全文はコチラをご覧ください。>> https://blog.assentia-hd.com/inbound2.0/20240330

 


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