【社長Blog】ブランドはどうやって創られるか?
Tweet Check2018年 3月 30日 (金) ニュース&プレスリリース, 社長ブログ by Akira Tsuchiya
企業のブランディングは放っておいてできるものではない。
多くの経営者の間で交わされる会話。
ブランドとは、
長年の歴史と経営者、従業員の商品へのこだわりが顧客に浸透して、少しずつでき上がっていくもの。
長年の顧客との会話、対話の蓄積がブランドと呼べるものなのかも知れない。
モノよりもコト。
所有欲を駆り立てられる商品。
軽自動車よりもベンツなどの高級車
原付きよりもハーレー・ダビットソン
100均の時計より、ロレックス
紙袋よりルイ・ヴィトンのかばん。
機能で考えるとそれぞれ、
自社の「モノ」は何で、「コト」は何なのか?
フランスのパリに本社のあるLVMH(モエヘネシー・ルイヴィトン。有名なブランドホルダー企業だ。
有名なラグジュアリーブランドをどんどん買収していく。
その傘下企業には皆さんご存知の、
ファッションでは、ルイ・ヴィトン、ロエベ、セリーヌ、ケンゾー、ディオール、フェンディー、ブルガリ、
時計のタグ・ホイヤー、ウブロ、ゼニス、
宝石のショーメ、デビアス
飲料のドンペリ、モエ・シャンドン、クリュッグ、ブーブ・クリコ、ヘネシー、
免税店のDFS(デューティーフリーショッパーズ)
これらは実は、すべて同じグループ。
それぞれ最初のスタート時はそうではないけど、次から次へと買収をすすめて創り上げられた、ブランドホルダー企業
いまでもエルメスや、その他の名だたる有名ブランドを傘下に収めようと食指を伸ばしている。
短期間で出来上がるものではないし、その工数と努力たるや大変なものだ。
だから、それらを保有する企業を買収する。
買収してそのイメージを棄損しないように絶妙なスピードとバランスで成長させていく。
ブランドイメージに店舗数は関係ない。
シンガポール、香港の高級中華の企業。
飲食でもブランディングできる。
顧客に対する提供する、味と雰囲気とサービス をどう創り上げるかで、如何ようなブランディング構築でもできる。
これから食の世界で良いブランドを持っている企業は、今後M&Aの対象になっていく。
日本古来の飲食ジャンルであれば、LVMHの買収対象企業にもなるかもしれない。
ブランドは、
創るか?
買うか?
いずれにせよ、
自分自身の目利きで、
どんなジャンルがいけるか?、なにがダメか?
面白い仕事です。この仕事は!