【社長Blog】仏作って魂入れず!
Tweet Check2017年 8月 8日 (火) ニュース&プレスリリース, 社長ブログ by Akira Tsuchiya
「仏作って魂入れず」
そんな店舗が増えてきた。
海外にいてもそう思う。
店舗ビジネスの最初の鍵は立地だ。
立地さえ良ければどんなビジネスでもスタートダッシュできる。
立地は重要!と言われる所以だ。
ただそれは最初の3ヶ月くらいの売上について言えること。
店舗を開店して最初の売上は立地によるところが大きいということだ。
最初の売上が悪い
=立地の良し悪し
最初の売上が良い
=立地の良し悪し
立地を吟味して選ぶことは非常に重要。
売上が良く、立地だけに頼って安堵しているとその後の売上は下降線。
開店から3ヶ月以降の売り上げは、実際に立地以外の力によるところが大きい。
要はバリューがあるかどうかだ。
人のサービス
価格
メニュー
味
一人ひとりのお客様がお店で満足したかどうかのバロメーターが売上。
売上が落ちてきたらその理由は何なのかを真摯に考える。
一つ一つ分析して考える。
顧客に聞いても意味はない。
ホントの答えが出てこない。
経営サイドで仮設を立てて検証する。
推測してPDCAを回す。
この連続。
マネージャーや店長の店舗に対する愛情が少なくなると売上は落ちる。
海外で出店した店舗を回った。
汚い。壁やシートがボロボロ。
修繕や修理を全くしていない。
すこしのお金をかければ改修できるのにそれをしないマネージャーや店長。
また、マネジャーや店長が店にいない時間が増えてくると、店の売上は落ちる。
マネジャーや店長はいろいろな言い訳をするが、売上ダウンの要因は自分たちの店への思いが落ちているからだ。
良いお店か悪いお店かは、店に入った瞬間の空気でわかる。
この空気が実は最大のお店の魅力であったりする。
空気を作ることができるのは人だけ。
人しか生み出せない産物。
だから価値がある。
設計やデザインやメニュー等々ハードでは創り出せないもの。
「空気」
ひとりの従業員が創り出すのではなく、働く人たち皆のシンフォニー(協奏曲)だ。
これを作り出せる店長、マネージャーが優秀な人材。
そこで人材の優秀さを見抜くことができる。
マネージャーも店長も自分たちの戦場は店舗であることを忘れてはならない。
人材が十分に揃ってくると、店舗にいなくなるマネージャー、店長
いろいろ理由をつけて店舗を留守にするマネージャー
お客様が少なくなると休憩室にこもる店長
これは最悪。
そういう店舗はどんどん売上が落ちてくる。
管理者はプレイングマネージャーでないと意味がないし必要ない。
特に海外においては尚更だ。
人件費の高い、管理するだけの日本人マネージャーはいらない。ローカルマネージャーで十分だ。
常に軸足を店舗において、常に店舗を中心に様々な業務をこなすマネージャー。
これが優秀なマネージャー!
自分のお店、自分のマネジメント。
大丈夫ですか?
アセンティア・ホールディングス
土屋