「選択と集中などに乗らなくて本当に良かった」
Tweet Check2022年 1月 11日 (火) セミナー&イベント, 調査報告 by nobu
コロナ第6波が始まろうとしてる今日。コロナ禍中、コロナ後の多角化や新規事業探索の一助となればと思い、法人フランチャイズのFC加盟開発の第一人者であり、日本発のマルチフランチャイジーとしての株式上場を果たした土屋晃より講演をさせていただきました。
環境変化によってレギュレーション、規則や環境が大きく変わっていきます。これは本当に思うのですが、環境が変わる時やレギュレーションが変わる時ほどビジネスチャンスはありません。こんなに大きなビジネスチャンスはありません。こんなに大きなビジネスチャンスが訪れることはないのです。
いつの時代もそうです。環境が変わっていく時に非常に大きなチャンスが発生するので、否定的な部分ばかり見るのではなくて、コロナを肯定的に見た場合どうなるか。たぶん一生の中でこれほど大きなチャンスが訪れることはないですし、リーマンショックですとか、金融ショックですとか、いろいろありましたけれども、あれは一部の業界、もしくは一部の場所での発生でしたよね?
今回のコロナというのは、全世界であり、全産業に関わっていくわけです。その中で何ができるのかという見方をした方が、ビジネスの観点で考えると面白いのではないかという風に思っています。
過去にペストやコレラ、エボラ、スペイン風邪。スペイン風邪が約100年前。ペストが大体700年前ですけれども、世界が大きく変わりました。その時にどんなビジネスが出てきたのか、世の中がどう変わったのかを見ていくのも非常に参考になるのではないかと思いますね。
企業として、会社として見た場合に、環境が大きく変わっていく時のまず絶対の企業の安定化戦略というのは、私は事業多角化だと思っています。これはいろいろな方とお話をして常にそうですね。
今まで本業一本でやってきました。【選択と集中】ということをずっと言われていたので、「これだけでいくんだ」という風な人達。
実際コロナによって全てが変わってしまって、大きなリスクしか抱えていないですよね、今そういう立場の人達というのは。だからいろいろな形で多角化をしておいて、無謀な多角化はダメですよ。いろいろな多角化をしておいて、環境適応していく。
例えば株で言うと、ポートフォリオを組んで、これが上がったとしてもこっちは下がっていく。これがダメだったら、こっちが上がっていく。そういう風な事業の多角化をしていくということが、たぶん非常に必要なことなのではないかと思っています。