牛角、カーブスが広がったわけ

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2022年 1月 12日 (水) セミナー&イベント, 調査報告 by nobu

サンマルクや牛角, カーブスが広がったわけ

Curves,カーブス

そして女性のフィットネス、カーブスというのがあります。これは私達当時のベンチャー・リンクがアメリカから持ってきたもので、0店舗から現状2,000店舗を超えています。昨年の3月に上場しました。
こちらをアメリカから持ってくる時の一番大きなポイントは、当時2000年くらいの時に日本の国民医療費が外食産業の市場規模を超えてしまったのです。30兆円。
このまま高齢者が増えたら、国民医療費が増えるのは当然ですが、国民医療費がどんどん膨らんでいった。これは国としても問題視するだろう、と。社会の課題を解決する事業を探そうと。
何が必要になるかと言うと、病気にならないような体作りをする、そういうようなマーケットが絶対に増えるだろうということで、アメリカでカーブスを見つけ、交渉して持ってきて、それを拡げたということです。病気にならないような形で人々を作っていく事業として。
成長するためのターゲティングとして団塊世代にフォーカスしました。
さらに空中階OK。1階だと家賃も高いですし、なかなか見つからない。空中2階でもOKという形にして、一気に出店が可能になりました。出店のギネス記録を持っているのは日本のカーブスです。

銀のさら

あとは宅配寿司の銀のさら。これも今740店舗になっていますけれども、当時0店舗からのスタートです。0店舗の時に一緒に会社を作りました。これから高齢者人口が増える。団塊世代も年を取り、レストランで外食というのも大変になる。そこで料理を配達できるネットワークを作ったらいいのではないかということで、日本中に毛細血管を作ることが創業者・江見さんの考え方です。日本中に毛細血管、配達網ですね。デリバリー網を作っていく。
自分達のお寿司も運ぶけれども、創業時社名がレストラン・エキスプレスということで、他の会社の商品も運んでいく。今で言うUberや出前館の前の発想ですね。そういったものを2001年から考えてやっています。今実際にUberも出前館もどんどん拡がってきて、20年経って追い付いてきたなという感じですね。

 

最後、まいどおおきに食堂というのは、10店舗から今850店舗あります。これは当時働き手がいなくなりました。若者が飲食店で働かないというのが目に見えてきて、若者が減ってきましたので。誰かに働いてもらわないと飲食店を経営できないという時に、こちらにちょっと書いてありますが、おばちゃんの働き手は多かった。住宅立地だったらおばちゃんがバイトしてくれるのではないか。
まいどおおきに食堂というのは定食屋で、若者よりもおばちゃんの方が従業員として合うので。おばちゃんに働いてもらえる店を作ろうということで、まいどおおきに食堂だったわけです。喜んで働いてくれる。従業員が簡単に採用できるものだから、一気に店舗が拡大できたということが、このまいどおおきに食堂ですね。

 

FRAX、2021年から新たに始まった新しいフランチャイズ展示会 FRAXの講演から抜粋しました

全文はコチラから>>https://fc.assentia-hd.com/20210115seminar


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